仲間も集まったので、話を進よう。




『騎士を討たんとするゆうかんな者　わが城にきたれ。素性は問わぬ。』

城下の平和を脅かす謎の黒騎士退治を募る立て札。
素性を問わないあたりからも、かなりせっぱつまってる感じ。





『黒騎士退治を志願してきたのはそなたがはじめてだ。』

∑(´Å｀)！
他に誰も来てないんかい。けっこう人望のない王様。
王様に面会して事情を聞いたところ、黒騎士はここの姫君を渡せと要求しているとの事。
それを倒すため待ち合わせ場所のシュタイン湖へ行くんですが、なんだか黒騎士＝悪者とも言い切れないウラ事情がありそうです。

 


『たしかにでかくて怖かったけど　みさかいなく城の人たちにらんぼうするようすはなかったね。』

城のおばさんの証言。でも姫を渡せとか乱暴な要求をしてるんですよね。
武器屋の主人なんか大事な馬を盗まれたらしいし。





それはさておき、フィオーネ姫のかわいさにテンション上がりました。

『ここの人たちみーんな黒騎士に困ってたっぽくネ？これは人助けのチャンスだって！』
などとサンディもうるさいので、急いでシュタイン湖へ向かいます。




『てゆうか黒騎士来ないし！女子との約束ブッチするなんてありえないんですケド？』

キレまくるサンディ。



来ました。
そして戦闘へ突入。
さみだれ突きとか強い技を使ってくるので焦りましたが、なんとか倒しました。



『メリア姫はもう私のことを・・・。あのとき交わした約束はいつわりだったというのか・・・！』

嘆く黒騎士。ん？メリア姫？



『この騎士キモくない？メリアってだれ？』

サンディが容赦なくつっこみます。
言いたい事を代弁してくれてありがとう。でも言いすぎ。
黒騎士もやっと人違いである事に気づいたようなんですが。





『・・・・・・・・・・・。』

何か言えよ。




『じゃあなに？ぶっちゃけこの黒騎士はフィオーネ姫と元カノをまちがえちゃったワケ？』

まちがえちゃったワケっぽい。
更にサンディに『どんだけ似てたのよー』とかツッコまれ放題の黒騎士。



静けさを取り戻した湖畔。

誤解も解けたし黒騎士編終了？
湖の奥のほうに見える何かの建物が気になります。



戦利品の【てつのこて】をさっそく装備。
皮よりカッコイイ。

装備を整えたので宿屋へ戻ります。

『ここはルイーダの酒場。
　旅人たちが仲間をもとめて集まる出会いと別れの酒場よ。』

これがかの有名なルイーダの酒場！
最初から３人ぶん仲間が登録されているのでさっそく初パーティ組みました。
名前ももちろんですが、気になるのはやっぱり容姿。

名前のかわいさにひかれた、一人目の戦士マスカットは・・・



∑(ﾟÅﾟ)！ハゲだ！

うーん・・・毛があるほうがよかったんだけど・・・。

二人目は女の子、僧侶リョコ。




(ﾟ∀ﾟ)かわいい。
金髪ツインテール。この目のパーツはキャラメイクの時も気に入ってたので嬉しい。

最後の３人目、魔法使いのハイローズは・・・



∑(´Å｀)ッ！！
えーまたハゲ？





初パーティ完成。
・・・なんか微妙にやる気が出ない。

初期登録メンバーは固定なのか、ランダムなのかわからないけど・・・
どっちにしてもマルコメ率が高すぎます。

あと、ルイーダさんに『おうえん』を教えてもらいました。

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『特別に従業員価格でいいからね。』

リッカは今日も優しい。３ゴールドで泊めてくれる。





『愛と信頼のゴールド銀行へようこそ。みなさまの大切なおカネを魔物たちからお守りいたします。』

手数料なし、利息なし。今の所、預けるほど所持金がありません。
もし旅人が一人で行き倒れてしまったら、預金は丸もうけ？



『私の名はラヴィエル。閉ざされた運命のとびらをこの手で開く者だ。』

カウンターに座っている天使ラヴィエル。
最初うっかり男だと思ったら、よく見たら女性でした。
すごく好みなんですけど、マルチプレイ担当みたいなので、あんまり縁がないかも。
残念。

新しい町で新しい装備品を買う、というゲーム上では当たり前の事も、見た目に影響するとなると楽しみの度合いがだいぶ違います。

武器も防具も新調しました。



 

頭：ヘアバンド
体：くさりかたびら
腕：皮のこて

剣：レイピア
盾：うろこの盾

ヘアバンドはいいな。髪型をジャマしないのが嬉しい。
皮のぼうしとかは全然だめだ。
下半身は相変わらずズボン系しかなかったので、引き続き生足ムキ出しです。
剣のデザインはぐっとおしゃれ度上がったな。






『そうびをととのえてなぞの黒騎士をたおしに行こうと思ったんですがどうにも金が足りんのです。』

お店にいた金欠の戦士夫婦。
わかります。私もさっきまで外でお金稼いでましたし。
でも見た感じ、２人ともすでにイイ装備してるっぽい。
見たことないヨロイ着てるし・・・。




『夜の間だけ店番させてもらってます。』

バイトを始めてしまいました。

セントシュタインへ到着しました。



おおお。と、都会だ。

リッカの事が気になるので宿屋へ向かいました。
さすが城下町セントシュタイン、宿屋もホテル並みに広くて立派です。
リッカもみんなに大歓迎されていると思いきや



『この子に宿屋をまかせる？ただでさえ今あぶないってのに　あんたここをつぶすつもり！？』

∑(ﾟÅﾟ)！モメてる！

ルイーダさんには人の才能を見抜く目があったはずなんですけど
『あんた私を誘ったときもそんな事言ってなかったっけ？』
とか言われてる。根拠のない眼力だった。

よろしい、ならばトロフィーだ。

 

シャイニング！




『そっ　その　トロフィーはっ！？』

おののく金庫番。



『で　伝説の宿王の娘・・・・っっ！？は・・・・ははーーーっ！！』

∑(ﾟ∀ﾟ;)
従業員総土下座ー！

そんなわけで、リッカは平和的にセントシュタインの宿屋へ迎えられたのでした。

今までまったく使っていなかった『さくせん』をチェックしました。





「あったらいいのになー」と思ってた簡易セーブ、あったんだ。
今ごろ気づいちゃった。




登録できるしぐさもかなりの種類。
いつ使うのかはわからないけど・・・

とりあえず座ってみました。





大好きなドロザラーと一緒に。
女の子キャラなので横座りしてるけど、男の子キャラだと別の座り方なのかな。

次は花のあるところで寝っ転がってみました。



∑(´Å｀)
どう見ても行き倒れです。

初めて開いてみたモンスター図鑑。
不明の？の項目がたくさんあって、埋めるの大変そう。
昔やったポケモン図鑑だって半分以下で投げ出したのにな～・・・。

その３番目に登録されているモーモン。
見た目がモフモフな上に、戦闘中も「ふわふわしている」だけで攻撃してこなかったりする可愛いモンスター。

その説明文にショック。

『牛のような毛皮の赤ちゃんモンスター。
　たびびとにあそんでほしくて　フワフワおいかけてくる。』

∑(ﾟÅﾟ)！！
遊んで欲しかっただけなんだ。

遊んで欲しくて一生懸命追いかけてきた赤ちゃんを・・・
私は剣でバッサバサ斬ってきました・・・

現時点ですでに４６匹も。

サンディと共に、箱舟の内部へ入りました。



『これが天の箱舟の中よ。どう？なかなかイケてんでしょ。』

金ピカなんですね。やっぱりギャルは派手なのが好きなのか。





『ゴールドの中にきらきらピンクのラインストーンもならべてさ。アタシ色にそめたいワケよ』

デコる気満々です。
サンディが次に何を言い出すのか、ちょっと楽しみになっている自分。
あれ？なんかもしかしてサンディそんなに嫌いじゃないかも。

そして、箱舟が動いたのかというと・・・



『・・・・・・あーあ。やっぱダメなんですケド。』

ダメでした。
サンディの怒りの矛先がこちらへ向かいます。



『天使のくせに星のオーラが見えなかったよネ？それってやばくネ？』

ギャル語でなじられる。




『だいたいさあ天使のくせにつばさも頭のわっかも失うとかありえなくネ？』

じゃあお前の羽もむしってちょっと小さい人間みたいにしてやろうか？
と思いつつもサンディがそんなに嫌いじゃない私。

はい、いいえの選択肢が出てきますが。

【はい　を選んだ場合】



『あれ？意外と素直じゃん。わるいと思ってんだ？超うける！』

【いいえ　を選んだ場合】



『あれ？もしかしておこった？あんたもおこるんだ？超うける！』

どっちを選んでも『超うける！』って言われます。
現実でもあんまり聞いたことのないギャル語をまさかドラクエやってて聞くことになるなんて。
地味に疲れてくるのは、自分の年齢がギャルには程遠いから？

そんなこんなで、引き続き星のオーラ集めを続けることになりました。



『方針もきまったことだし　さあ　いくヨーー！！』

お、おー。（小声で）